COLEMAN #QL327 FIRST LANTERN USA 1917
QL327は1917年ごろからアメリカ工場で製造されたランタンでコールマン初のマッチライト/クイックライトランタンである NL/IL等トーチライト時代には太いジェネレータをプレヒートすることは容易でなくそのクリーニング機構も試行錯誤であったがQLに至ってマッチ2本程度のプレヒートで容易に点火可能となり現在のランタンの始祖といえるランタンがこのQLである ご存じのとおりNL/ILのバーナーコンバージョンが積極的に行われたのもその完成度の高さからであろう この最初期のQLの外形的特徴は円形フィーラープラグとバルブノブのファイバーエッジがラウンド加工されていることそして、点火窓が大きな特徴であろう その他ベンチにはマークがなくマイカグローブ用3箇所のタブが切り込まれていたりバルナットもクローズタイプであったりといろいろと興味深い差異がある なおこれらのパーツはIL時代のパーツ流用だと思うが定かではない 3列穴のベースレストの327は1922年頃まで製造されその後QuickLiteのパンチアウトベースレストに変更され1933年頃まで製造れたと言われている 細部の変遷は今後時代ごとに個別に紹介していく予定です
nickel plated brass unmarked vent with three small tabs
ニッケルメッキベンチにマークエンボス加工なし 3か所のマイカグローブ用タブあり
Flat bottom mixing chamber Long burner tubes
初期はIL/NL時代のパーツの流用あり タブを鉸め止めしたスライド式点火窓
Round Bail attachment
ベイルアタッチメントがシリンダー形状
Fiber valve wheel
ファイバーノブのエッジが面取りされています その後面取りは廃止
THE AIR-O-LANTERN
MODEL QL
MFD BY THE
COLEMAN LAMP CO WICHITA KANS
うっとりするほど美しいくかっこいい
Seamed Base Rest
折り込みプレスのベースレスト 折り込み位置がバルブノブの180度反対側ではなく270度位置
Fuel cap
円形フィーラーキャップ
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