Sunshine Lantern (Early Production)USA 1923
サンシャインランタンはコールマン社がサンシャインセーフティー社に向けて製造したL327タイプのポンプ別体型クイックライト点火方式のランタンである ガイドによればサンシャインセーフティー社はミズーリ州カンザスシティーで1912年に創業したメーカーであるが自社で灯具を製造することはなく他社製造を依頼し自社ブランドとして販売していたメーカーの様だ 1916年以前コールマン社が製造を受託し販売したランタンとして代表的なものとしてはL316/AL319があるが1916年以降コールマン社は22年までは受託製造はしていない 1923年5月3日サンシャインセーフティー社はコールマン社に売却されコールマン社は1928年までその名前を引き継ぎ販売を継続することになる その時期に販売されたいたのがこの初期のタイプのサンシャインランタンである 1916年以前は他社に自社製品L316/AL319を受託製造し1923年以降は自社の関連会社の製品として製造販売したこととなる このランタンの特徴はハンギングを考慮したベンチナット、特徴的ベースレストのパンチアウト、ユニークな#200コイル型ジェネレータとバッフルプレートの刻印であろうか その後1929年にサンシャインプロダクト社と改名しF-124/F-125/F-146/F-143等1935年頃まで独自のラインナップでランタンが製造されたが末期のモデルについては一部を除き詳細が殆ど知られていない なおテリーさんのサイトにはコールマン名義で販売されたF146の写真が掲載されている1929-35年までのサンシャインプロダクト社製品については多くが謎である